<9> 外国人のビザに関して、どこに相談したらよいか

最新情報の確認が大切

外国人相談の窓口には、さまざまな相談が寄せられますが、その中でも在留資格(一般的にはビザ)に関する相談は多いのではないでしょうか。

在留資格に関するルールは、複雑です。入管法やその他の規則、告示で決まっていることもあれば、入管が出す通知が大きく影響したり、運用が変更となることもあります。

最近の新型コロナの感染拡大による外国人の在留手続きや、上陸拒否(入国制限)、行動制限などは、1週間異なるとコロッと運用が変わっていることがあります。

しかも、この新型コロナに関する上陸拒否や行動制限は、出国したときは帰国できる予定が、帰国の段になってルールが変わる、ということもあり得ます。

上陸拒否となっていたり、自主隔離ではなく指定期間での隔離が〇日要請される、なんてこともあります。

なので、複雑な相談に対しては、あらゆる角度の情報を収集することが必要となります。

一般的な入管の相談窓口

そこで、これら一般的な情報の確認先としてあげられる公的機関が、入国管理庁のインフォメーションセンターです。

外国人在留総合インフォメーションセンター → http://www.moj.go.jp/isa/consultation/center/index.html

英語、韓国語、中国語、スペイン語 その他の言語でも対応しています。

また、ワンストップ型相談センターの外国人総合相談支援センターでは、中国語、英語、ポルトガル語、スペイン語、インドネシア語、ベトナム語、タガログ語で対応しています。

ワンストップ型相談センター 外国人総合相談支援センター このページの真ん中から下あたりに記載 → http://www.moj.go.jp/isa/consultation/center/index.html

すでに申請した件に関しての相談

更新申請や変更申請、永住申請など、すでに申請手続きをした件の相談については、申請をした入管の各審査部門に相談するのが良いです。

その際、手元に受理番号や、入管からの通知を用意してください。

受理票に書かれている審査部門の番号が問い合わせ先となります。

入管HP 組織・機構 電話番号 http://www.moj.go.jp/isa/about/organization/organization.html

込み入った相談については FRESC の活用も

まだ申請をしていない在留資格に関しての相談で、込み入った内容の場合には外国人在留支援センター 通称 FRESCに相談することもできます。

FRESC → http://www.moj.go.jp/isa/support/fresc/fresc_1.html

FRESCは2020年7月に開所したセンターで、外国人からの相談対応や外国人を雇用したい企業の支援、外国人支援に取り組む地方公共団体の支援も行っています。

外国人からは、在留資格の他、生活に関する相談にも応じています。そして、14言語で相談が可能です。

やさしい日本語、英語、中国語・簡体字/繁体字、 韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、ネパール語、タイ語、インドネシア語、タガログ語、ミャンマー語、クメール語、モンゴル語

FRESCのフロアには、入管の他、東京外国人雇用サービスセンターや東京労働局、外務省のビザ・インフォメーションも入っています。

最後に

今回は、無料で在留資格に関して相談ができる公的機関を挙げました。

これらの他、都道府県の行政書士会が無料の相談会を実施していることもあります(今はコロナの影響で開催が少ないですが)。

実際に手続きのサポートが必要となった場合には、公的な相談をしたうえで外国人自身が行うか、業務として申請を取り次いでくれる資格を持つ行政書士に相談をすることになります。

行政書士への依頼にはお金がかかりますから、経済的に厳しい人には難しいかもしれません。

ですが、在留資格の申請結果が日本に滞在できるかできないかを左右する時がありますので、間違いのない情報を得るようにしてください。