久しぶりの読書「感染症と文明 -共生への道」

コロナ騒動はまだ続いています。この状況はいつまで続くのでしょうか。と、考えても答えは出ません。

今まで人類が戦ってきた疫病の歴史が知りたくて、本屋さんで見つけたこんな本を読みました。

すごくおもしろかったです。過去に世界的に流行したペストや結核、様々な感染症がどのような経緯をたどったのかを知ることが出来ました。

今となっては、治療薬や予防策が明確になっている感染症でも、当時の医学で解明されていないことが多くありました。そんな中、人々はどれほど恐怖の中生活をしたでしょう。その地域の人が3分の1が犠牲になる世界なんて、考えただけで恐ろしいです。

今、新型コロナウィルスについて解明されていないことがたくさんあります。今までのインフルエンザのような治療薬が確立されていません。でも、未来から見たら「今」はどうなんでしょうね?

あの時は解明されていなかったけど、今はワクチンと治療薬があるから、と安心できる世界であることを祈っています。

この本の面白いところは、病気のことだけではなく、感染症の蔓延が影響を与えた文明や社会構造についても書かれていることです。

ニュートンはペストが拡大して大学が閉鎖になっている間、疎開をしていた地で様々な発見をしたことなど、社会的に影響力のある感染症の後には何か大きな発見や変革がなされることも書かれています。

多くの人が社会がひっくり返るような初めての事態にストレスを抱えていますが、人類の歴史で見ると、幾度も繰り返されてきた事態でもあります。

それを知ると、生き延びてきた自分のご先祖様はスゴイんだな、と思いました。

感染症で苦しむ方が少しでも少なくなりますように…引き続き、予防予防で暮らしていきます。