ブラジルに連れ去られた子の返還手続きをする際の書類の翻訳

日本に住む外国籍の女性(定住者)が子をブラジルに連れ去られ、最終的に、ハーグ条約に基づき返還されたケースです。

ハーグ条約(国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約)は、国境を越えた子どもの不法な連れ去りをめぐる紛争に対応するための国際的な枠組みとして、子どもを元の居住国に返還するための手続などを定めた規定です。

日本とブラジルはこのハーグ条約を締結しています。
知り合いの紹介で、私の方に相談があったこのケースは、日本からブラジルに連れ去れており、既に日本の中央当局(外務省)でハーグ条約に基づく援助が決定されていました。

ブラジル側の中央当局は裁判所となっており、ブラジルの弁護士が裁判所に提出したポルトガル語の反論書が日本の外務省に届いたため、それを日本語に訳す必要性が生じました。

その後、ブラジル側の反論に対する更なる日本側からの反論として、依頼者が作成した文書や立証資料を私の方でポルトガル語に訳し、ブラジルの裁判所に提出されるに至りました。

最終的にブラジルに連れ去れた子は日本に返還され、お手伝いさせていただいた立場としてとても喜ばしいケースとなりました。

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